人が負けてしまう理由

こんにちは!いつもありがとうございます。
日本帝王学 経営者協会(日帝経)のDemi伊藤です。

 

歴史を例題にして

関ヶ原の戦い、川中島の戦い、大坂の陣本能寺の変などなど…
世界史、日本史でも幾度となく繰り返された戦い。

人は勝った方に魅せられ、どういうわけか必死で勝ち方を学ぼうとします。
しかし、勝ちの学びではなく負けからの教えも大切なのです。

野球にしろ、スポーツにしろ勝つ時は、大概とんでもない奇跡が起って勝利を収めることが大半です。
それに魅力されて人生であれビジネスであれ人間関係であれ恋愛であれ負けたら”カッコ悪い!”負けは”示しがつかない!”負けたら”なめられる!”

そんな間違ったマインドに染まっていた わたしは…ひたすら何十年と勝ち方ばかりを必死で学ぼうとしていました。
答えの掴めない。先の見えないものを追い続けるのは強迫観念、怒り、幾度の失望を繰り返します。
これは非常に苦しいものです。

そもそも、勝利をコントロールしたくてもできるものではなく…とんでもない偶然とんでもない奇跡を起こすなどあらかじめ予習や復習などできるものではありません。
逆に歴史上の戦いを遡ると、負ける理由にはある共通項があります。

それは…

・情報不足
・慢心
・思い込み

情報不足は確実に不利です。情報不足が不利だからと言ってこの世の全ての情報を集めようとすることなどできません。
また、すでに時代遅れやジャンク情報である場合もあります。
では質のいい情報は、どこいいけば入手できるのか?!
それは質の高い「和(調和)」の中に存在します。
また、その情報の根拠を徹底的に調べることです。

次に慢心は- シェイクスピア -の格言のように人間の最大の敵です。
その理由は真実を見極める眼が曇ります。
慢心を止めるには、審美眼を持つ、耳の痛いこともそのまま言える側近や家族に対して聞く耳を持ち、素直に自分に落ち度はないか⁈、驕りはないか⁈と行動を起こす前に再度ももう一度考え直す心の余裕を持たなければいけません。

忙しいは、心+亡くすと書きます。
心のゆとりと心の安定はなくしてはいけないものです。

また、思い込みは、見切り発車であり、頑固の証であり、現実がまるで見えていません。
また本人が理想に酔いしれ単なる思い込みロマンは現実と事実が噛み合いません。

 
かたよらない。
こだわらない。
とらわれない。
硬くなりすぎないことが大切です。

歴史は繰り返され、人間は同じ誤ちを繰り返してきました。
本当の意味で過去のシガラミから抜け出すのが、この時代。令和の年です。