各種セミナー・ワークショップ
各施設へ、出張いたします
「いのちの水」プロジェクトは、理念や知識だけを提供するものではありません。
あなたの日常に、直接入り込み、一緒に実践する。
家庭の食卓で、施設での時間の中で、水・呼吸・食を通じて、いのちの質を高める。
それが、わたしたちの使命です。
年齢は違う。環境も違う。背景も違う。
ですが、すべての人に共通する課題があります。
それは、「現在の状況の中で、どう前向きに、いのちを輝かせるか」ということです。
引きこもりの親も。高齢者も。発達障害の子どもを持つ親も。そして、子どもたちも。
わたしたちのセミナーは、その「問い」に、水と呼吸と食という、本質的なアプローチで答えていく団体です。
施設向けセミナー
サービス付き高齢者住宅向けセミナー
「終活」ではなく「老活」—水と呼吸で実現する、前向きな人生
セミナーの背景
現在の高齢者が陥っている「終活」の考え方。
人生の最後を「準備する」のではなく、
今この瞬間を「生きる」ことの大切さが、忘れられています。
高齢者の多くは、体力の衰え、病気への不安、孤立感の中で
「人生は、もう終わりに向かっている」と感じています。
ですが、それは違います。
セミナーの内容
看護師と骨盤インストラクターによる共同セッション
「お水・呼吸法」を軸に、以下を実践します。
1. 水への向き合い直し
朝、どのような水を飲むのか。
その選択が、体の細胞、そして心の状態を左右します。
高齢者が陥りやすい「脱水」の問題だけでなく、
「良質な水を選ぶ」という行為自体が、
「自分のいのちを大切にする」という意識を生み出します。
2. 呼吸法による心身の安定
骨盤インストラクターが指導する呼吸法は、
単なる「体操」ではなく、
自律神経を整え、心の不安を和らげるためのものです。
毎日の呼吸の質を高めることで、
エネルギーが戻り、前向きさが生まれます。
3. 「老活」というマインドシフト
「終活」ではなく「老活」——
現在の人生を、今この瞬間を、どう生きるか。
高齢者一人ひとりが、自分の人生の主人公であることを思い出す時間です。
セミナー形式
全8回の継続セミナー
月1回、約90分
グループセッション+個別相談
高齢者たちが、安全に、確かに変化していく時間を保障します。
引きこもり親の会向けセミナー
孤立から、つながりへ 親自身が整うことで、見えてくる道
セミナーの背景
子どもの引きこもりに直面する親たちは、深い罪悪感、無力感、社会的な孤立を抱えています。
「自分たちのせいだ」
「社会に出されない親の責任」
そのような自責の念の中で、親自身の心身がボロボロになっています。
セミナーの内容
このセミナーは、親たちに「何をすべきか」を教えるものではありません。
むしろ、親自身が、整うことです。
1. 水と食を通じた「自分ケア」
毎日の水選び、食事の質に向き合うことで、親は「自分も大切な人間なんだ」という感覚を取り戻します。
家族のために、社会的な「正解」を追求するのではなく、自分たちの心身を安定させることの重要性に気づくのです。
2. 呼吸と瞑想による「心の整理」
子どもへの心配、世間への目、自分への責任感、重くのしかかる感情を、呼吸を通じて整理します。
「完璧な親になる」のではなく、「今ここに、存在する親」という感覚へ。
3. 親同士のつながり
同じ課題を抱える親たちが集まることで、「自分たちだけではない」という安心感が生まれます。
そこから、子どもへの接し方も、自然と変わってきます。
セミナー形式
全6回の継続セミナー
月2回、約2時間
グループシェアリング+実践ワークショップ
親たちが、本当の意味で「親自身を整える」場です。
発達障害児童支援団体向けセミナー
子どもたちの心を整える—水と食と呼吸で、安定した日々を
セミナーの背景
発達障害のある子どもたちは、感覚過敏、感情の波、注意散漫などの課題を抱えています。
施設での支援も大切ですが、その支援を効果的にするには、子どもたちの心身の「基盤」を整えることが、不可欠です。
セミナーの内容
支援団体のスタッフと一緒に、以下を実践します。
1. 子どもたちに合わせた「水の工夫」
良質な水を飲むことで、脳と身体が安定します。
発達障害の子どもたちの多くは、脱水状態にあることさえあります。
毎日の水選びから始まる「環境づくり」が、子どもたちの集中力、落ち着き、学習力を高めます。
2. 食事の質による「情動の安定」
旬の野菜、発酵食品、良質なタンパク質、「栄養学」ではなく「いのちを育む食」という視点で、子どもたちの食事計画をサポートします。
多くの場合、食の改善だけで、子どもたちの状態は大きく変わります。
3. 呼吸と身体を使った「グラウンディング」
発達障害の子どもたちは、心が「ここ」にいないことが多いです。
簡単な呼吸法、身体を使った活動を通じて、子どもたちを「今この瞬間」に戻す技法をお教えします。
これは、施設での日常的な関わりに、すぐに活かせるものです。
4. スタッフ自身の整い
支援する側が整っていなければ、子どもたちも整いません。
スタッフ自身が、水・食・呼吸を通じて、心身の安定を経験することで、より深い子どもたちへの支援が可能になります。
セミナー形式
初回オリエンテーション(2時間)+月1回の実践セミナー(90分×全4回)
スタッフ研修+子どもたちとのワークショップ
施設の環境と、子どもたちの状態に合わせた、カスタマイズセミナーです。
個人向けワークショップ
親子で学ぶ、朝の食卓ワークショップ
朝の15分が、人生を変える、親子で実践する「いのちの水」
ワークショップの背景
「朝の食卓」は、単なる「食事の時間」ではありません。
親が子どもに、何を飲ませ、何を食べさせるのか。
その選択と、その時間の質が、子どもの心身の発達を左右します。
また、親にとって、朝の食卓は、子どもとの「本当の対話」ができる、貴重な時間です。
ワークショップの内容
全4回の実践ワークショップ
1回目:「水選び」から始まる
朝、子どもに飲ませる水とは何か。
浄水器、水の選び方、水の意識を学びます。
親自身が「水への感覚」を整えることが、最初の一歩です。
2回目:「旬の野菜」を知る
季節の野菜を選ぶことの意味を学びます。
スーパーではなく、地域の農家から買うことで、子どもたちに「自然とつながる感覚」が生まれます。
実際に、農家を訪問する時間も含みます。
3回目:「朝ごはん作り」を一緒に
親子で、朝食を準備する時間を体験します。
手を動かし、季節の食材に触れることで、子どもたちは「いのちを育むこと」を学びます。
4回目:「家族の食卓」を整える
4回の学習を、家庭での実践にどう活かすか。
親同士で、その工夫をシェアする時間です。
ワークショップ形式
全4回、隔週で開催(約2ヶ月間)
1回の時間:親子で約2時間
朝の実践時間も含まれます
参加者同士の「親友のような関係」が生まれる場です。
発酵食品づくりワークショップ
「手作り発酵」が、家族を守る—日常と非常時の両方を支える知恵
ワークショップの背景
発酵食品は、単なる「美味しい食べ物」ではありません。
保存性、栄養補給、精神の安定という三つの点で、
家族の「いのちを守る」力を持っています。
また、発酵食品を自分たちの手で作ることで、微生物との協働、時間の価値、自然のリズムを感じることができます。
これは、子どもたちにとって、最高の教育になります。
ワークショップの内容
全6回の実践ワークショップ
1回目:「塩麹」作り
最も簡単で、日々の食卓で使える塩麹。
塩、麹、水——シンプルな材料で、何が起こるのか。
微生物の働きを体験します。
2回目:「甘酒」作り
災害時の栄養補給に最も役立つ甘酒。
糀を使った作り方を学び、家庭での保存法も。
3回目:「味噌」作り
半年、1年かけて完成する味噌。
大豆を蒸す、塩漬けにする時間をかけて「ものを育てる」経験をします。
子どもたちにとって、何より大切な学習です。
4回目:「漬物」作り
季節の野菜を塩漬けにする、簡単な漬物。
毎日の食卓に欠かせない、常備菜の作り方です。
5回目:「災害時の備蓄」を考える
作った発酵食品を、どう保存し、いざという時に活用するか。
非常時の食事計画を、親子で一緒に立てます。
6回目:「発酵食卓」を実現する
6回の学習を通じて、親子で作った発酵食品を、
実際に食卓に並べ、みんなで味わう時間です。
「自分たちで作った」という体験が、
家族の絆を深めます。
ワークショップ形式
全6回、月1回開催(6ヶ月間の継続)
1回の時間:親子で約3時間
実際の調理時間、完成品の試食、シェアリング含む
参加者が「発酵食作りの仲間」として、つながる場です。
セミナー・ワークショップを受けた後の、継続サポート
「一度のセミナーで終わり」ではなく、その後も、メール相談、オンライン相談、地域での「いのちの水」実践グループへの参加など、継続的にサポートいたします。
あなたの「小さな選択」が、確かに続いていくよう、わたしたちも、一緒に歩んでいます。
お問い合わせ・申し込み
各セミナー・ワークショップへのお申し込み、また、貴施設・グループへの「カスタマイズセミナー」のご依頼もお気軽にお問い合わせください。
あなたの現状、課題、希望をお聞きした上で、最適なプログラムを、一緒に設計させていただきます。