孤独な女性経営者が幸せになる方法
女の一人旅で「リセットの時間」を一時期ブームになりました。
わたしが異国に住んでいたころ、”自分探しの旅”をしている多くの女性に出会いました。
彼女たちは、一生懸命学び、仕事も一生懸命に取り組み、とても真面目に生きていました。
女子会も楽しみ、恋愛もそこそこして、好きなものを身にまとう。
そして結婚適齢期にさしかかり、周りがどんどん結婚していくなかで
ふと
「本当の自分って何だろう?」
「いったい自分は何のためにうまれてきたのだろうか?」
「わたしのこの人生、このままでいいのだろうか?」
と、何とも言えない空虚な気持ちに見舞われる。
決して、今の自分の環境に不満があるわけではないけれど
もしかすると「もっと違う人生があるのかもしれない」
そう感じるのは、貴女ひとりではありません。
外側に答えを見つけようとする女人(ひと)。
ただただ現実逃避を得ようとする女人(ひと)。
のんびりとくつろぐ女人(ひと)。
彼女たちのスタイルは、さまざま。
人はみな孤独です。
それは、ポジティブな孤独もあればネガティブな孤独があります。
両方とも自分の孤独。
自分も大自然の一部であり、ポジティブな孤独もネガティブな孤独も、ごく自然に自分の中に潜むもの。
決してネガティブだから悪いということでもない。
それは、本当の意味での本質をついた内観直視の仕方を知り自分自身との関わり方を友好にすること。
「他人の機嫌を取る前に自分自身の機嫌を取れるようにすること」
本質に添った内観直視の方法を体得することでポジティブな孤独もネガティブな孤独も両方楽しむことができるのです。
なぜならば両方とも自分の中に在るものなのだから。
「孤独といえばわたしは、趣味を持っているからその趣味を没頭することでストレス解消している」
趣味を持って没頭することは実に素晴らしいことです。
しかし、趣味に没頭することと目の前の自分に今しっかりと向き合うというのは全くの別物です。
本当の自分をかえりみないのは自分を無碍に扱うことと同じ。
初めてのことや慣れていないことは誰でも抵抗感がわき不愉快な心境になります。
しかし。まずは、知ること。
そしてその次に大切なのは、「知識より体得を重視する」という原理原則。
「知っている」ことと「できる」ことは必ずしもイコールではありません。
知識に経験がくわわって初めてものごとは「できる」ようになります。
近年「知っていればできる」と思う人が増えてきています。
しかし、「できる」と「知っている」の間には、深くて大きな溝がある。
その深くて大きな溝も、埋めていくことは可能です。
”自分とポジティブな孤独”
”自分とネガティブな孤独”
内観直視の方法を体得することで素敵な人生を自分で彩ることが可能になります。
また、それは洗練された素敵な女性の在り方にも繋がるのです。